Canon キャノネット GV−17
                      マイナ−チェンジのキャノネット最終型


10年にわたるロンク゜セラ−、キャノネット最終型
発売は1972年。GV−17とGV−19である。このカメラは10年にわたりロングセラ−を続け、結果としてストロボ付のコンパクトカメラにバトンタッチしている。よく売れたものである。120万台が世に出たということである。
このカメラは前モデルのQL−17とそう変わったところもない。変わったのはバッテリ−チェックボタンくらいであろうか。レンズも同じみたいだし、その他で変わったところは前面のロゴくらいである。

みのかんのGV−17
QL−17があまりによかったので、何かのときに買ったものである。この頃になるとカメラ収集もかなりになっており特にこのカメラを使いつづけたという記憶もない。ただし飾り物ではなく本気で使えるカメラの一つである。というのはカメラ棚の前面にあるからである。沢山あるとよく使うカメラが前面に出て、使わないカメラは必然的に奥のほうになる。
このカメラのフィルタ−径は48mmであり、キヤノン独自の大きさである。普通なら49mmとするところが、48mm。これが実に困る。ステップアップリングを買って49mmをはめたりしているが、フ−ドは自作して48mmの物をつけている。これが実にかっこいい。気分は高級コンパクトカメラである。
もっとも当時は本当に高級コンパクトカメラであっただろうが。

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